
「JACリクルートメントの評判はどう?利用するメリットはある?」このようにお考えでしょうか?
本記事では、転職支援サービスマニアの私が、JACリクルートメントの評判や特徴、あなたに合う転職エージェントかについて、下記のポイントでご紹介していきます。
- JACリクルートメントの良い評判・悪い評判
- JACリクルートメントの特徴と向いている人・向いていない人
- JACリクルートメントを利用するメリットと注意点
- JACリクルートメントでの転職活動の流れ
- JACリクルートメントを上手に活用するコツ
本記事を全てご覧頂くことで、JACリクルートメントがどのような転職エージェントなのか、自分に合うサービス家についてご理解頂けるかと思います。JACリクルートメントの利用を検討されている方は、是非参考にしてください。
JACリクルートメントの評価まとめ
JACリクルートメントは1988年の創業から約43万人の転職活動を支援してきた老舗の転職エージェントです。
ハイクラス・専門職の転職支援に強みがあり、転職市場における市場規模の大きい20代から30代前半以外をターゲット層にしながらも、東証一部上場企業で業界内では国内3位の売上を誇っています。
コンサルタントの人数1,200名と充実しており、一人一人のレベルが非常に高い水準にありますので、JACリクルートメントの転職支援を受けることができるキャリアをお持ちの方であれば、満足のいく転職活動ができることでしょう。
求人数は12,000件、うち非公開求人9,000件と件数自体は総合型転職エージェントと比較すると少なめになっていますが、いずれの求人もレベルが高く、給与水準も非常に高いものになっています。
ハイクラス転職なら!JACリクルートメントの評判・口コミ
ここからは、JACリクルートメントの特徴についてより深く理解するために、良い評判と悪い評判どちらも確認していきましょう。具体的には、下記のポイントでご紹介していきます。
悪い評判一覧
- キャリアのレベルが低いと紹介してもらえる求人がない
- 良い意味でも悪い意味でもビジネスライク
良い評判一覧
- 担当者のレベルが高く質の高い転職サポートを受けられる
- 質の高いハイクラスな求人情報が充実している
それでは各評判・口コミについて具体的に見ていきましょう。
JACリクルートメントの悪い評判・口コミ
JACリクルートメントはハイクラス人材に特化した転職エージェントであり、コンサルタントのレベルも高いため、他の転職エージェントよりもワンランクレベルが上の転職支援を実施しています。
そのため、JACリクルートメントの転職支援を受けることができた人は、概ね高い評価をしており、2回目以降の転職があった場合においても、もう一度JACリクルートメントを利用する傾向があります。
悪い評判を流布している人は、多くの場合はJACリクルートメントから転職支援をしてもらえない人達になります。具体的に見ていきましょう。
キャリアのレベルが低いと紹介してもらえる求人がない
JACリクルートメントはハイクラス特化の転職支援サービスであるため、求められる水準にキャリアや実績が到達していないと、紹介できる求人がなく、結果として転職支援を断ったり、登録だけ受け付けてあまり対応してもらえないという状況にもなりえます。
JACリクルートメントの登録を検討する場合には、下記の情報を頭に入れておくようにしましょう。
- 即戦力になれる専門的スキルと実績・キャリアが必要
- 現時点での年収も600万円はないと厳しい
- 20代はJACリクルートメントは全体の15%程度(リクルートエージェントは58%)
上記の条件に該当しない場合には、リクルートエージェントやマイナビエージェントといった総合型転職エージェントと、自分に合う特化型転職エージェントを利用すると良いでしょう。
良い意味でも悪い意味でもビジネスライク
JACリクルートメントは東証一部上場企業であり、キャリアコンサルタントの年収も高水準にあります。そして、転職エージェントという業態が成果報酬体系である以上、高水準の給与をもらうためには、転職支援を実現させ、売上貢献することが必要になります。
そのため、キャリアコンサルタントから見て、あなたが時間をかけて転職支援するだけの人材価値がないと思われた場合には、他の転職エージェントよりもビジネスライクに、お断りされてしまうことがあります。しかし、これはその相手が冷たいということではなく、上記のような仕組みにより、コンサルタント自体も成果に繋がることに対して時間を集中させることが必要だからです。
転職支援を受けることが難しい代わりに、JACリクルートメントを利用するに足るだけのキャリア・実績がある方は、非常に手厚い転職支援を受けることができます。次の項目からは、良い評判・口コミについて見ていきましょう。
JACリクルートメントの良い評判・口コミ
JACリクルートメントはハイクラス特化の転職エージェントサービスであり、ハイキャリア・高年収の方はJACリクルートメントを利用しない手はありません。ここにしかない求人も多く、コンサルタントのレベルも高いため、自分のキャリアビジョンに合い、スキルが活かせる有力求人に効率的にアクセスすることができます。
担当者のレベルが高く質の高い転職サポートを受けられる
JACリクルートメントのキャリアコンサルタントは、自身も年収が高く、相当に優秀な人材が揃っています。転職をする人材の年収も高いことから、一人の転職支援を実現することによって得られる報酬も高く、結果として一人一人に対してより手厚い転職支援を行うことができます。
具体的には、下記のような転職支援を期待することができます。
- 書類選考の際に推薦状を作成してくれる
- 書類の手配や選考のスケジュール調整をお願いできる
- 企業毎の選考対策を行ってくれる
- 履歴書や職務経歴書の添削を企業毎に行ってくれる
- 年収交渉・入社日調整を行ってくれる
- 入社1週間前と1ヶ月後に電話でフォローしてくれる
また、JACリクルートメントは転職エージェントとしては珍しく、企業担当と転職者対応が同一人物となっている「両面コンサルタント体制」であり、担当者が紹介する企業や求人に対して非常に詳しい知見を持っています。そのため、過去の質問例や選考ノウハウなど、業界・企業ごとに実用的なアドバイスをもらうことができます。
高品質のサービスを維持するために、設定されている社内ルールもレベルが高く、連絡の返信や選考結果の共有などについては、1日以内に必ず対応してもらうことができますので、ストレスを感じることなく転職活動を行うことができます。
質の高いハイクラスな求人情報が充実している
JACリクルートメントはハイクラス特化の転職支援サービスであり、求人数は少ないですが、ハイレベルな人材であれば、絶対におすすめしたい転職エージェントとなっています。
JACリクルートメントで取り扱いのある求人には下記のような特徴があります。
- 求められるキャリアのレベルは高いが、一流大企業や外資系企業の紹介を受けられる
- 給与面の待遇は非常に良い
- 30歳以上のハイキャリア人向け求人が充実
- 特定の職種における専門性を求められる
総合型転職エージェントでは、求人数こそ多いですが、上記のようなハイクラスの求人の取り扱いは取りこぼしがあることがあります。そのため、ハイクラスな求人での転職を考えている場合には、JACリクルートメントを利用するのがおすすめです。
JACリクルートメントの利用が向いている人
ここまでで、JACリクルートメントの良い評判と悪い評判をご紹介してきました。JACリクルートメントがどのような特徴のある転職エージェントなのか、ご理解頂けたかと思います。
特に、下記のような方はJACリクルートメントを活用することによって、満足度の高い転職活動を効率的に実現できる可能性が高いです。
- 高学歴(早慶以上)
- ビジネスレベルの英語や他言語能力がある
- 特定の職種における専門性が非常に高い
- マネジメント経験があり組織で成果を出した実績がある
- 海外での勤務経験がある
- 現時点での年収が最低600万円ある
転職市場における価値の高い方は、是非JACリクルートメントの利用を検討してみてください。
転職エージェントは複数掛け持ち利用がおすすめ
また、JACリクルートメントを利用する場合においても、転職エージェントは複数社掛け持ち利用することをおすすめします。
転職エージェントによって取り扱い求人や強みとなっているサービスが異なります。また、転職エージェント1社に絞ってしまうと、担当者が自分と相性が悪いときに、転職活動に大きな支障が出てしまいます。
そのため、総合型転職エージェントの「リクルートエージェント」や、同じくハイクラス特化型の「ビズリーチ」なども併用して、納得度の高い転職活動をができる確率を高めていきましょう。
JACリクルートメントを利用するメリット
ここからは、JACリクルートメントを利用することで得られるメリットについて、下記のポイントでご紹介していきます。
- ハイクラス人材であればきめ細かい転職支援でハイクラス求人にアクセスできる
- 大手企業や大手商社、外資系企業などの幹部人材として転職できる
- 世界10カ国のネットワークを活かして海外への転職も可能
- 質問への返信や面談結果が原則24時間以内に連絡がある
- 一人一人と向き合うため企業とのミスマッチが少なく選考も通りやすい
JACリクルートメントの利用を検討中の方は参考にしてください。
ハイクラス人材であればきめ細かい転職支援でハイクラス求人にアクセスできる
JACリクルートメントはハイクラス特化型の転職エージェントであり、一流のキャリアコンサルタントが、一流の求人の取り扱いをしています。
そのため、JACリクルートメントの転職支援サービスを受けるためのハードルは高いですが、もし転職支援を受けられるだけのキャリアや実績をお持ちであれば、他の転職エージェントよりも、きめ細かく高品質な支援サービスを受けながら、JACリクルートメントでしかアクセスできないハイクラス求人に応募することができます。
大手企業や大手商社、外資系企業などの幹部人材として転職できる
また、大手の一流企業や総合商社、外資系企業の幹部人材の求人も多く抱えているため、大きなキャリアアップを実現できる転職も十分に可能です。
採用する企業側も、ハイクラス特化型のJACリクルートメントに対しては信頼度が高いため、紹介された応募者に対しては、他の応募者よりも期待を持って見ることが多くなり、選考に通過する確率も高くなります。
キャリアコンサルタントが企業側と転職社側の両方を一人で担当する体制であることも、ミスマッチを防ぎ、選考に有利となる一つの要因となっています。
世界10カ国のネットワークを活かして海外への転職も可能
また、JACリクルートメントは世界10カ国にネットワークを持っており、海外への転職も実現することができます。
海外でキャリアを作ることを目標に掲げていた方は、キャリアとスキル、語学力があれば、JACリクルートメントのネットワークから海外のハイクラス求人に応募できますのでおすすめです。
質問への返信や面談結果が原則24時間以内に連絡がある
JACリクルートメントはキャリアコンサルタントに対して設けている社内ルールも高い水準となっており、質問への返信や、面談などの選考結果の連絡については、原則24時間以内に行われるようになっています。
そのため、担当者からの連絡が遅くなったことで選考が終了してしまったなどということはまず発生しません。質問への対応も早いので、不安を感じることなく転職活動に取り組むことができます。
一人一人と向き合うため企業とのミスマッチが少なく選考も通りやすい
JACリクルートメントはハイクラス人材を対象に転職支援サービスを展開しているため、一人の転職支援を実現することで得られる成果報酬も高くなる傾向があります。
そのため、JACリクルートメントでは、総合型転職エージェントよりも一人に対してかけられる時間が多くなり、結果としてきめ細かい丁寧な転職支援サービスを提供することができるようになります。
JACリクルートメントを利用できるレベルの人材の方であれば、JACリクルートメントを利用しない手はないでしょう。
JACリクルートメントに登録する前に確認しておくべき注意点
JACリクルートメントはハイクラス人材の方に非常におすすめしたい転職エージェントですが、実際に登録する前に理解しておくべき注意点があります。具体的に見ていきましょう。
ハイクラス人材でないと転職支援をしてもらうことが難しい
JACリクルートメントで取り扱いのある求人はいずれも高年収・好条件のハイクラス求人ですので、転職希望者に対してもその求人に見合うだけの価値を求めます。
そのため、キャリアや実績が求められる水準に達していない場合には、転職支援サービスを受けることすら難しい場合があります。
JACリクルートメントを利用するための基準となる基本条件については、記事上部でもご紹介しておりますので、自分が合致するか確認してみてください。
求人数自体は総合型転職エージェントと比較すると多くない
また、JACリクルートメントの求人数は1万件強と決して多い方ではありません。総合型転職エージェントであれば、20万件程度の取り扱いをしていることが多いため、この数字と比較すると、転職の選択肢が少ないように感じてしまうかもしれません。
もし求人数に対して不安を感じるようであれば、総合型転職エージェントや、同じくハイクラス特化型の「ビズリーチ」、もしくは業界や職種特化型の転職エージェントを併用すると良いでしょう。
JACリクルートメントを活用しての転職活動の流れ
ここからは、JACリクルートメントを活用した場合の転職活動の流れについてご紹介していきます。基本的には下記の流れで転職活動が進んでいきます。
- 公式サイトから基本応報を登録する
- 履歴書/職務経歴書を作成する
- キャリアコンサルタントと面談/仕事紹介
- 企業へ応募・選考
- 内定・入社・年収交渉
各ステップについて具体的に見ていきましょう。
公式サイトから基本応報を登録する
JACリクルートメントを利用する場合には、まずは公式サイトから登録手続きを行います。この際に基本情報などの登録を求められますので、率直に回答するようにしてください。
履歴書/職務経歴書を作成する
登録手続きが完了したら、履歴書と職務経歴書を作成していきます。JACリクルートメントを利用する場合には、面談前に履歴書や職務経歴書の作成は完了し、キャリアビジョンや転職先に求める諸条件についても共有しておくことをおすすめします。
キャリアコンサルタントと面談/仕事紹介
その後、JACリクルートメントのキャリアコンサルタントと面談を行い、より詳しく職歴や強みの説明、転職に対する希望条件を伝え、共有認識を持つようにします。
JACリクルートメントでは、初回面談の時点で可能な場合は求人紹介をすることがスタンダードとなっていますので、その点も考慮してできるだけ早めに、面談前に履歴書や職務経歴書を提出しておくことが大切になります。
企業へ応募・選考
担当者に紹介いただいた求人の中で、気になるものがあれば応募をしていきます。最終的には5~10社ほど応募して瀬能を受けると良いでしょう。
また、紹介されたその場所で応募を決めてしまうよりも、一度持ち帰って自分でもしっかりとその求人を検討することが大切です。
内定・入社・年収交渉
選考が終わり内定が出ましたら、あとは入社日の調整と年収交渉になります。これらはどちらも担当者にお願いすることができますので、自分の希望を伝えて、担当者に企業と交渉してもらうようにしましょう。
JACリクルートメントを上手に活用するコツ
ここからは、JACリクルートメントを上手に活用するコツについて、より詳しくご紹介していきます。JACリクルートメントを利用する場合には、次の項目から紹介するポイントは、必ず抑えるようにしてください。
経歴やスキルについて正しく早くキャリアコンサルタントに伝える
JACリクルートメントのキャリアコンサルタントは一流であるため、仕事に対するスピードもとにかく早いです。初回面談の際には、ある程度あなたの転職希望に対して仮説を持って望んでいます。
このような相手に対しては、できるだけ早めに自分の情報を開示することが喜ばれます。面談前に自分の職歴やスキル、実績、強み、キャリアビジョン、転職条件を明確に伝えることによって、担当者の持つ仮説も精度が高くなり、より自分が求めている求人を紹介してもらいやすくなります。
自分が相手にとって利益のある転職者になることを最初に伝える
JACリクルートメントは一流の転職支援サービスであると同時に、東証一部に上場している優良企業でもあります。担当者はそれぞれ高いノルマを課せられており、自分の目標達成に貢献することのない相手に対しては、あまり時間を使うことは許されません。
そのため、JACリクルートメントの担当者にやる気になってもらうためには、まず自分が相手にとって利益になる人物であることを伝える必要があります。
転職市場における価値が高いことと、本気で転職をしようとしていることは、できるだけ早い段階で担当者に伝えるようにしましょう。
JACリクルートメントに関するよくある質問・注意点
最後に、JACリクルートメントの利用に関してよくある質問や注意点についてご紹介していきます。できるだけ疑問を解消してから、JACリクルートメントの利用を開始できるようにしていきましょう。
JACリクルートメントの本社・支社が近くにない場合も利用はできる?
JACリクルートメントの本社や支社が近くにない場合は、電話での面談をすることができます。ただし、一度は対面でコミュニケーションをとった方が、情報の認識齟齬が発生しにくくなりますのでオススメです。
履歴書・職務経歴書はいつまでに提出すれば良い?
JACリクルートメントの履歴書や職務経歴書については、初回のキャリア面談までに作成しておくことをおすすめします。
他の転職エージェントでは、キャリア面談を通じて将来のキャリアビジョンを描いていくといったことも可能ですが、ハイクラス求人を取り扱うJACリクルートメントにおいては、担当者と相談をしてからではなく、まず自分の中で整理したものが出来上がっている状態にすることが求められます。
内定が出るまでの期間の見込みは?
JACリクルートメントで転職活動を開始して内定が出るまでの期間は、2~3ヶ月程度を見ておくと良いでしょう。タイミングが合えばもっと早く内定が出ますし、反対にもっと時間がかかる場合もあります。
JACリクルートメントの評判まとめ
本記事では、JACリクルートメントの評判から分かるサービスの特徴、向いている人、利用するメリットと注意点、実際の転職活動の流れ、上手に活用するコツについてご紹介してきました。本記事を全てご覧になっていただけたことで、JACリクルートメントが自分に合う転職エージェントなのか、どのように利用すれば良いのかについてご理解頂けたかと思います。
ハイクラス人材の方で転職をお考えの方は、JACリクルートメントはとてもおすすめできる転職支援サービスです。是非一度チェックしてご利用を検討してみてください。